昨年、僕には大きな目標ができました。

「Cookie LAB.を、発達障がいや身体障がいの方々がいきいきと働ける場所にする」

現在も、発達障がいや身体障がいを持つ方数人に手伝っていただていますが、今後はもっとたくさんの方に関わっていただきたい。それぞれが自分の得意なことを生かしながら、働きやすい環境を作りたい！ そう考えて、準備を進めています。

こんなふうに思いはじめたのは、ある出来事がきっかけでした。

僕には小学生の娘がいます。彼女は発達障がいの診断を受けており、療育園（ハンデキャップのある子どもの治療や教育を行う場所）に通っています。

※そんなオーナーである私も、

ADHDとアスペルガーの両方を持つハイブリッドです。

娘に付き添って療育園に行った時、そこにいる子どもたちの姿を見て、とても驚きました。彼、彼女たちは、ものすごく繊細な技術と感性、そして思考を持っているんです。

確かに、一般的な態度やコミュニケーションの方法とは違うかもしれない。同じことずっと話していたり、一つのことをやり続けていたり。けれどそれは、人の気持ちを考えてしている行動、つまり思いやりがあると感じたんです。

これは娘に対しても感じていたことですが、何度も何度もしつこいくらい同じことを伝えてくるのは、その人にどうしてもわかってほしいから。わかるまで言う、というのは、本人にとっては優しさなんです。そして、それだけ強くて純粋な想いを持っているんだと実感しました。

 現在の社会では、発達障がいや身体障がいをかかえる人への受け入れる体制や配慮、また理解などは進みつつありますが、社会で活躍するには、まだまだいろいろな課題を抱えていると考えています。

ならば、自分達で、彼ら、彼女らが思いっきり働ける環境を作ろう！ Cookie LAB.をそんな場所にしよう！ そう妻と誓いました。

僕たちは、クッキーを通して、社会的にハンデキャップのある方々の雇用を広げていきます。

こうした取り組みを行うことで、Cookie LAB.という会社が社会貢献していくことはもちろん、クッキーを買っていただく方も社会に貢献できる。お客様に、おいしいクッキーだけでなく、新しい価値を提供していきます！

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